北アフリカ戦線 枢軸国

〇マンネルハイム線

 北アフリカ戦線の第一ステージです。グラツィアーニが何やら言っていますが、普通に上陸すれば大丈夫です。海軍は寄って来る駆逐艦を攻撃しましょう。まず右の町と左の工場を占領します。大砲は工場に残し、残りは下に進んでコンスタンティン(CONSTANTINE)を攻撃します。この時、工場に敵歩兵が来ますので海軍で援護しながら軽戦車・装甲車を生産しますが、コンスタンティン方面も若干戦力に不安があるのでそちらにも軽戦車を回します。
 コンスタンティンを占領した後は上の工場左の目標都市(町)に向かいます。ただコンスタンティンの左下の目標都市も占領したいので、軽戦車1、2体はそちらに向かわせましょう。味方がいるのでその程度で十分だと思います。海軍ユニットは陸軍の援護をしましょう。潜水艦は我慢です。
 町を占領出来ればあと一歩、陸・海ともに左上のアルジェ(ALGIERS)へ向かいます。敵将軍が2人もいますが、なぜか敵はほとんど攻撃してきません。戦艦は潜水艦で十分なので、要塞砲などの建設は必要ありません。資金も余ると思うので、野戦砲を生産してみても良いでしょう。

 ちなみに、マンネルハイム線とはフィンランドが冬戦争の時に築いた防衛線で、フィンランドの最高司令官マンネルハイムがその名の由来となっています。なぜ北欧の防衛線の名前が北アフリカ戦線のステージ名になっているのかは謎です。



〇砂漠の狐

 ロンメルの援軍を待て、と最初に言われますが、ここは素直に聞き入れます。工場で野戦砲を何体か生産し、戦車と大砲で防衛線を築きましょう。下に直行できなくもないですが、厳しい戦いになる事請け合いです。左の港より上の港の方が重要なので、戦艦も上の港に向かわせましょう。
 ドイツ軍が下端の目標都市を占領すると、イギリス軍の士気が下がります。ただそれ以前に敵将軍大砲が向かってくると思いますので、一方的に攻撃されるよりはじわじわと下に進んでいっても構いません。ただし、本格的に進行するのはドイツ軍が本格的にイギリス軍と交戦し始めてからです。
また右の町は地味ですが、占領されると結構鬱陶しいので余裕があれば歩兵を乗せておきましょう。

 下の目標都市を占領した後は、その右上の空港辺りから敵が流入してくるので、全力で撃破します。恐らく数ターンは防衛しなければいけないでしょう。その流れで空港を占領し、その後に下の目標都市の工場を占領します。ちなみにこの頃になると上の港の海軍ユニットはかなりダメージを食らっていると思いますが、もう利用価値は無いので占領されても構いません。また、中央下端の目標都市はドイツがほぼ壊滅させてくれていると思いますので、軽戦車あたりで占領してしまいましょう。
 その後右上に行きますが、敵将軍中戦車がその場にとどまる場合と向かってくる場合があります。まあどちらにせよ大砲と野戦砲で削ればさほど時間がかからないで済むでしょう。後は歩兵を倒して占領するだけです。

 ちなみに「砂漠の狐」とはドイツ軍のエルヴィン・ロンメルの異名です。自軍が操作するのはイタリア軍ですが、ロンメルの動きに大きく左右されるこのステージにはふさわしい名前と言えるでしょう。


〇トブルクへの侵攻

所有している都市が無く、資金が苦しいステージです。早くに手に入れられる町では装甲歩兵が生産できず、工場でも軽戦車を生産するほど余裕が出来ない事が予想されます。
補給第一で進めましょう。

まずは資金源として右の都市を占領します。守りが手薄なので1、2ターンで占領できるでしょう。
その後は上に進んでも良いのですが、僕は資金のために右の工場と上の目標都市に分けました
(8:2くらいの割合です)。ですのでその手順で書かせて頂きます。
 
  上の目標都市の近くに将軍野戦砲がいますが、右の町を占領していれば目標都市を占領した瞬間消え去りますのでお勧めです。
 その後は左上の目標都市に進みたいところですが、イギリス軍の将軍中戦車が向かってくるかも知れないので先にそちらを潰しましょう。ロンメルが居るのでさほど苦戦はしないはずです。
 右の工場に進んだ部隊にも敵が来ると思いますが、だいたい将軍中戦車を倒した頃にはそちらも全て撃退できていると思います。上に進み、合流を図りましょう。

 左上はイタリア軍とドイツ軍の攻撃でほぼ壊滅していると思いますが、まだ敵が残っているようならユニットを回しましょう。ただあくまで念のためであり、主力はトブルク(TOBRUK)かその右下の目標空港に向かいます。僕は空港の方が鬱陶しいのでそちらを先に潰しました。
 空港の将軍野戦砲は中々硬く、トブルクからも攻撃を受けるのでなるべく早く倒したいところです。ロンメルが戦ってくれれば幸いですが、そうでなくとも軽戦車が残っていれば囲んで総攻撃をかければそう長くは持たないはずです。受けたダメージは補給で回復しましょう。

 空港を占領出来ればトブルクに向かい、イタリア軍と挟み撃ちにします。ドイツ軍の支援もあるので割と簡単に全滅させられるでしょう。ちなみに港も目標ですが、放置してもイタリア軍が占領してくれる事と思います。
まあ残った右の目標都市は歩兵ばかりなので簡単に制圧できますから、主力がトブルクに残って港を攻撃しても全く問題ありません。ここまで15~17ターン程度で済むと思いますので、余裕をもってクリアできるでしょう。


〇メルクール作戦

 連合軍の艦隊がうんぬんと言われますが、こちらを襲ってくるのは駆逐艦がほとんどで、注意すべきは敵将軍戦艦のみ。初期の潜水艦×2で十分対処できますが、港を落とす時に役立つのでもう一体潜水艦を生産しておきましょう。

 まずは陸上ユニットと海上ユニットを全速で下に向かわせます。ただし敵将軍戦艦は右下にいますので、考慮に入れましょう。向かってくる敵海軍を攻撃しつつ、陸上ユニットはさらに下に進み続けます。だいたい9ターンまでには、敵将軍戦艦の撃破と上陸が出来ていると思います。
 海軍は陸上部隊の支援をしてもいいですが、すぐに攻撃対象が無くなります。そうなればクレタ(CRETE)を攻撃しましょう。ちなみに、なぜかここの敵部隊もあまり攻撃して来ません。
一方陸上部隊ですが、イギリスとギリシャの2体の野戦砲が邪魔です。ただうかつに下に行くと島の南方にいる敵海軍に攻撃されますので、まずは左のイギリスの目標町・空港を占領し、右に進むときに壊しましょう。まあ占領には上陸から3,4ターンもあれば十分でしょう。それから、敵将軍中戦車が島の左の海にいますが、上陸してこないと思います。ほっときましょう。
 目標都市を占領したら、クレタから右に進みます。陸上戦に関しては、上記の通り島南方の敵海軍以外に大して注意すべき点はありません。野戦砲とロケット砲を上手く使って削りましょう。
 ただし、海軍ユニットに関しては少し注意が必要です。クレタの港の占領用に巡洋艦か潜水艦を一体くらい残しておき、残りは早めに右下の目標港に向かっておきましょう。島の周りを回るのは意外と時間がかかります。


〇アラメインの危機

 このステージは防衛戦にも関わらず、場合によっては相手の都市を全て占領してしまえるという変わったステージです。
とはいえ難易度はかなり高く、最初の猛攻に耐えきれなければ完全勝利は難しいでしょう。
 防衛すべき拠点は4つ。上から順に目標港、目標空港、目標町、町です。そのほかには敵は来ないと考えていいでしょう。

 まず最も重要なのが空港です。ここは最も強力かつ大量の敵ユニットが来る上に、Montgomery、Alexanderなどの将軍もやって来るので、最初に占領されるとしたらここでしょう。
さらに占領されてしまうと自部隊の士気が一段階下がります(空港だけかは不明)。
追記:やり直したところ、占領されても士気が下がりませんでした。さらにやり直すと、一番下の町を占領されたところで士気が下がりました。
多分どこでも占領されたらランダムで士気が下がるんでしょう。
ですので、ほとんど全ての戦力を空港の近くに集めましょう。
もちろん他の拠点を防がなければいけないので、最初に各拠点にいるユニット含め、若干は残しておきましょう。
 空港の少し下の目標町については歩兵を生産しつつ、危なくなったら空港の防衛部隊から適宜向かわせましょう。ちなみに個人的にはここが最もイタリア軍が頼りになる場面です。Messe神。

 一番下の町ですが、ここに割く程の戦力はありません。しかし同時に敵の攻撃もかなり手薄で、戦車はほとんど登場しません。そこで最も効果的な戦術が、「歩兵を生産しまくる」というものです。とにかく毎ターン歩兵を生産し、攻撃せず町のそばに配置するというものです。攻撃にも1ターンかかるので、戦車が来ない限りかなりの敵を防げます。ただし一瞬でも気を抜くと簡単に占領される可能性が高いので、常に資金には気を配りましょう。うっかり他のところに回してしまうと取り返しがつきません。
 港は巡洋艦と戦艦を入れ替えながら常にユニットを置いておけばまあ大丈夫でしょう。

しばらくすると敵の数は少なくなるので反撃に転じ、敵拠点でも攻撃して制限時間が過ぎるのを待ちましょう。
ちなみに反撃のタイミングとして、RommelやMesseが進軍するまで待つと待ち伏せされる危険がないのでお勧めです。
ついでに言うと、野戦砲などの反撃できないユニットがいると敵は無理矢理接近して来ようとします。特に脆いロケットはすぐにやられてしまうため、ユニットでしっかり壁を作りましょう。


〇カイロの戦い

 なぜか攻略から抜けてた戦いです。やった覚えないなと思ってたら・・・
一発クリアできたので、あまり印象に残らなかったのかもしれません。

 このステージの敵はあまり積極的に攻撃してきません。少しくらいロケット砲や野戦砲を前に出しても撃破されることは少ないでしょう。

 最初にロンメルから「迂回しろ」とか言われるので、言われた通り右下に進んでいきます。敵防衛ラインの下端を削りつつ、目標工場を占領しましょう。その後は一旦右下に進み、目標町を占領します。ここはほとんど攻撃される機会はないのであまり気にしないように。問題は工場の上の目標町で、味方が苦戦しているようなら戦車あたりを加勢させてください。
 さて、右下の町を占領したら、アレクサンドリア(ALEXANDRIA)に向かっていきます。港はすぐには占領できないので、町を占領できればすぐ右下のカイロ(CAIRO)へ向かいます。
ただし味方はあまり期待できないので、カイロばかり意識していると時間切れになります。
 カイロが一番厄介で、野戦砲2体に将軍大砲、重戦車、とかなりの物量です。
とはいえ上から攻めればまともな前衛は中戦車だけなので、中戦車を倒せば後は意外と楽です。ロケット砲や野戦砲でうまく敵を削りましょう。重戦車は無視でかまいません。


〇スエズ運河の戦い

 最後のステージです。最初に言っておきますが、このステージは広く敵も多いため、味方も敵も動きを予測する事はできません。敵がどう動いてもクリアできるのが理想ですが、僕は下手なので運任せでクリアしました。皆さんもどうか無数のセーブ&ロードを覚悟していただければと思います。
それともう一つ。始めればわかりますが、このステージでは工場を占領する機会が全くと言っていいほどありません。つまり最初に持っている機甲部隊を除けば、装甲歩兵と大砲でクリアしなければならないという事です。
将軍重戦車はもちろん、装甲車でさえここでは貴重ですので、特に野戦砲と戦車系は何をおいても補給を回しましょう。

 さて、以上を踏まえた上で、進路を書かせて頂きます。
まずは開始位置から右、インドが占領している町周辺の敵を攻撃します。インド軍は移動しませんが、イギリス軍が攻めてくるのでそいつらを迎撃しつつ、右上や右下の敵も友軍と一緒に撃破していきましょう。また敵は機甲部隊が多いので、町では装甲歩兵より大砲を生産しましょう。
また、この時右上に進んだ部隊はRommelと一緒に沿岸の敵を攻撃していきましょう。必ずしも占領する必要はありませんが、占領すると楽になります。基本的にRommel頼りになりますので、Rommelが占領した都市で動かなくなってしまったらロードして下さい。

 右の町は大体5ターン強で占領出来ますが、まず間違いなくイギリス軍の猛攻がやってきます。特に敵将軍重戦車が手強く、戦車などに守らせておくと1ターンで撃破されかねません。こちらも将軍重戦車で守り、野戦砲など射程外からの攻撃や、装甲歩兵で挟み撃ちにするという工夫で上手くしのいでください。

 さて、そこから右に進むとMontgomeryと数体のユニットがいます。しかしここはなぜかほとんど攻撃してきません。さほど脅威ではないのでちゃっちゃと片づけましょう。また、この時戦力が余る様なら下の目標都市に大砲などを向かわせておくと時間短縮になります。

 次は下の目標都市です。工場でやたら野戦砲を生産してくるので、工場から占領した方が良いでしょう。港は要塞砲か大砲で一気に攻め落とします。一方ここを占領する頃には上の部隊も完全に沿岸都市を制圧していると思いますので、そのまま海を渡りましょう。空軍レベルにもよりますが、空港からのエアポーンが届くと非常に楽です。
それから注意してもらいたいのが、インド軍から奪った目標都市は左下から敵が攻めてくることがあります。カイロ(CAIRO)もその危険がありますが、とにかく中央の目標都市は空にしておかない方が良いでしょう。

 ここまで上手くいけば、残るは海を挟んだ目標都市のみです。サイド(SAID)か下の港を占領していると潜水艦が使えて楽ですが、そうでないなら大砲などの火砲でゴリ押ししましょう。ここまで来ると味方が邪魔で攻撃できないという状況によく陥りがちなので、要塞砲などが設置されている重要な場所は確保しておいた方がいいです。


 ちなみに、ステージが難しかったので銀行をレベル5に上げてしまいました。

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